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神野 郁夫
Review of Scientific Instruments, 61(1), p.129 - 137, 1990/01
被引用回数:11 パーセンタイル:73.79(Instruments & Instrumentation)シリコン表面障壁型半導体検出器(SSB)における電荷収集過程についてモデルを考案した。このモデルは著者が既に報告しているSSBにおけるプラズマ柱の生成・崩壊のモデルに続くものである。SSB内での電荷収集については、一対の電子、正孔を扱ったRamoの定理があるが、この定理をプラズマ柱の崩壊にともなう多数の電子および正孔に応用した。このモデルは、プラズマ柱の先端、後端の位置を時間の関数として表わし、またプラズマ柱消滅の時刻も算出する。このモデルを用いて、アルファ粒子、Arイオンについて、SSBにかけるバイアス電圧を50~200Vに変化させ、誘導電流、誘導電荷を時間の関数として計算した。
成冨 満夫; 村田 幹生; 吉田 芳和
Journal of Nuclear Science and Technology, 11(8), p.345 - 348, 1974/08
被引用回数:0従来の空気汚染モニタリング技術では困難である放射性ナトリウムエアロゾル中の放射性ヨウ素の検出、定量を容易にするため、アーク放電中で起るエアロゾルの分解とそれに続く化学反応を利用してナトリウムとヨウ素の分離捕集を試みた。この報告はその予備試験の結果について述べたものである。ナトリウムは100%の効率で繊維濾紙(HE-40濾紙)に捕集され、ヨウ素はその80~90%がナトリウムと分離して活性炭含浸濾紙(CP-7濾紙)に捕集される。さらにヨウ素の分離捕集効率はエアロゾルの発生および空気雰囲気の湿度条件にあまり影響されなく、非常に再現性がよい。また、アーク放電により生成される粒子状ナトリウム化合物とガス状ヨウ素はそれぞれX線回折とMay Packサンプラで定性的に分析し、分離捕集の機構について議論した。